事業計画
(これからの目標)

2021年度事業計画
コロナウイルスはすべての事業に影響を及ぼし、特に居場所は大きな打撃を受けました。しかし当法人は高齢者をはじめとする地域住民が居場所を通じて、「誰もがすみなれた地域で自分らしく安心して暮らす」という目的のひとつを達成してきました。不安定な時代だからこそ、情報交換しながら前向きになれる居場所が必要です。
当法人は、これまで以上に感染対策を徹底させたうえで、居場所事業、特に子どもの居場所にスポットを当て、地域ぐるみで子どもの未来を応援します。

重点実施目標
1.放課後の子どもの居場所づくり
当法人はカルチャー利用の子どもたちが学校から直接帰って来れる「わいわい広場」を設けています。ここでは学校や家庭内の様子は見えません。しかし、新聞・テレビでは子どもの貧困・いじめ・引きこもりなど子どもを取り巻く複合的な課題が報道されています。これは以前から潜在していた問題がコロナ禍により一挙に浮かび上がってきたとも言われています。
そこで今後は課題のある子どもを社会資源と結びつけるために、専門家と連携体制構築を目指します。またスタッフ・ボランティアは、問題が起こる前に課題を見つける姿勢に立ち、全員が同じ目線で対応できる体制をつくります。
2.子どもカルチャー月謝無料の延長
コロナ禍により収入減少等の影響を受けた世帯の小学生を対象に子どもカルチャー(英語、習字、そろばん)の月謝を無料にします。期間(2021年4月〜9月)これは、子ども未来寄付金を「心ばかりの支援」として、2020年12月〜2021年3月まで試行的に実施しており、引き続き4月〜半年間延長します。