ぱらボラ45号 2002年春号


音声パソコン教室開催のご案内

事務局長  村山 メイ子

昨春より「音声パソコンの教師養成講座」を開催してきた。一年後には、本格的な視覚障害者のためのパソコン教室を開催するという目標設定を立てて、全員が自分の役割分担をしっかり認識し、テキスト作りにも取り組んだ。
この講座は何もわからなかった私達が、全盲者のアドバイスを受けながら、さらに視覚障害者にモニターになっていただき勉強会を進めた。晴眼者とユーザーが互いの立場を生かしあい、支えあい、ひとつひとつの問題を解決してきた。
視覚障害者がパソコン技術を習得することは、インターネット情報の入手や文字で意思を伝達するなど、彼らの自立支援につながる。3月は試験的に始めたが、すでに盲学校の学生さんから高齢者まで幅広い年齢層のニーズがあり、反響の大きさに驚いている。
今後は本格的な音声パソコン教室として自宅へ出張指導も実施する。

モニターさんの声

山本 厚子

頼りないモニターでご迷惑をかけました。軽い気持ちで参加させてもらったのですが、とてもいい機会に恵まれました。視力が少しでも残っている今のうちに、もう少し勉強してみたいと思います。今度は生徒としてマイパソコンでお邪魔します。

村岡 真知子

モニターに参加したものの始まってみて音声パソコンの難しさを知りました。機械に弱い私はいわれるままにキーをたたいていました。やがてスタッフの皆さんが作製された点字テキストや点字キーボード表など、よくできていて、だんだんパソコンに興味が出てきました。
モニターとしてお役に立てたかどうか疑問ですが、私たち視力障害者のためにお力添えをいただけるのでありがたく思っています。いつかテキストを見ながらメールを送らせていただきたいと思います。半年間ありがとうございました。

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生きがい対応型 ミニデイサービス

「市場の中でミニデイサービスなんてできるの?」こんな周囲の不安を押し切って始めたミニデイサービスも、「案ずるよりも生むが易し」。ボランティアさんの心づくしの昼食や工夫を凝らしたひとときを過ごしていただくことで毎回大好評です。今月は参加者の皆さんの声を聞かせていただきました。

Q もっとこんなふうにして・・という希望は?

Q 参加することで変わってきたことがありますか?


パッチワーク展  2月22日〜3月22日

丹精こめて作られた作品がズラリと並び、木綿のぬくもりが伝わってきました。


樽谷艶子  松井久子  岡部美佐子  下岡益子  中川まつ子  中垣尚美  岸三智子  田中説子  浜中洋恵  鶴岡政子   宇治初江  市場信枝  小島保子  森山淳子  後河内三江子 (敬称略)

絵てがみ展  3月28日〜4月25日

廣田 保子さん 立石 栄子さん
下岡 益子さん 伊東 善子さん 松本 弘子さん

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