ぱらボラ48号 2003年 春号   


東灘地域助け合いネットワークについて思うこと

旨水館理事長  槙野 紘男

歌声あり!笑い声あり!市場が活気づいてきた

東灘地域助け合いネットワークが御影旨水館に入られた時、神戸新聞の社説にも取り上げられる程、世間から注目されていたのを、今でもはっきり覚えています。それから約4年になります。その間私共の理事会との協議、他都市への視察などを重ね、市場とボランティアがどうあるべきかを模索してきました。市場内で組合員や理事がやっている業務を委託したりお互いのメリットを見つける工夫をしてまいりました。当初私共が期待していた通りにいかない面もありましたが、これはボランティアが持っている特異性であり仕方のない部分もありました。その一方で最初は資金的な問題もあり、市場の中でうまくやっていけるのだろうかと危惧する面もありましたが、地道な努力を重ねられ昨年はNPOとしての法人格も取得しました。安井理事長、村山事務局長のもと市場内のパソコン教室の繁盛振り、ミニデイサービスの和気あいあいとした雰囲気、茶話やかサロンのなつかしい歌声など、誰が想像したでしょう。それ以外にも、おとしよりや体の不自由な方への送迎サービスなど数えればきりがありません。全国にもいろいろなNPOが市場や商店街で活躍されていると聞きますが、私は東灘地域助け合いネットワークが事業の内容や充実度においておそらく一番だろうと思っています。私達がかつて経験した事のない少子高齢化社会の中では、国や地方公共団体だけでは網羅しきれない事がもっと増えてくるでしょう。皆さんの活躍を世間が必要としています。今後も地域の方々に信頼されるNPOとして成長される事を期待しています。


ミニでも力強いみ・カー・た

福祉車両1台増加、利用者募集しています

理事長 安井 久子

 2002年度助成金でスズキワゴンR(福祉車輌)が日本財団より寄贈されました。日本財団とは、日本船舶振興会として公益事業をサポートする助成団体です。今まで、移送サービスは、車椅子2台乗れる大型福祉車輌をフル回転して送迎をしていましたが、狭い路地などでは小回りが出来ず、利用者の方々にもお断りする場合がありました。これからは、大型・小型2台でフル回転できます。高齢や障害があって外出困難な方にとって、自宅の前から目的地まで気軽に安心して乗ることができ需要も増えています。移送事業は経費がかかりますが、なくてはならない活動です。運転のボランティアさんも元気で楽しく働き、お互いに感謝の気持を大切にしています。どうぞ会員登録してご利用下さい。

震災をわすれない 2003・1・17

田中 たみ子

 あの日力をあわせて用意した炊き出しの大鍋が、御影旨水館イベント広場にふたたび登場しました。 この日のメニューは豚汁とおにぎりに漬物。前日から200人分の豚汁の仕込みに当たったのは、 ミニデイのメンバーを中心に、地域の皆さんが7〜8人。用意したお味噌はなんと3キロ、大根は特太15本、そのほかたくさんの材料を刻むだけでも 半日がかりだったとのお話。
 市場の入り口で声をかけると通りがかりの人からは、「今さら何で?」 の声も。とりあえず「よかったらのぞいてみてくださいね。」ふしぎなものですね、知らない同士なのに、 ひとつのお鍋を囲むと温かいゆげに包まれ、なんだかホンワカ。「ああおいしかった。」 「うん、あったまるね。」8年前はもう少し殺気立っていたけれど、おなかに収まったあったかさは、 きっと、いつか違った場所で、誰かと分け合う力に生まれ変わるでしょう。
 11時半の開始前から並んでた地域の方々に混じって、 通りあわせた若いカップル、ベビーカーを押した買い物途中の親子の参加もあって、広場はにぎわいました。12時には旨水館の呼びかけを合図に、それぞれの想いを込めてご一緒に黙祷いたしました。   

3年目に入りました 復興住宅の交流会 本庄第2住宅より

小林 充子

東灘地域助け合いネットワークが住民の有志の方々と協力をして開いています。ふれあい喫茶など仮設住宅の良き伝統を引き継いでみんなで楽しく過ごそうと工夫しています。
第一火曜 歌おう会 はるか昔の子供の頃の歌を中心に出席者が順番にリクエストを出していきます。
昨年暮れにミニデイサービスの皆さんと交流を持ちました。
司会と指導 : 内山美智子さん
伴    奏 : 仲島正子さん
フルート   : 松尾百合子さん
第二火曜 美療体操 少しでも体を動かすことを心がけて日常生活が支障無く過ごせるように指導いただいています。 指導:ヘルシークワハラの先生たち
第三火曜 手芸 お休みしています。
第四火曜 健康講座 血圧や体脂肪をはかって病気の知識や医療の上手な受け方、その他医療に関する相談もなんでも気楽に質問出来ます。 担当:東神戸医療互助組合
スタッフのみなさん
 一緒に参加しませんか。一緒に楽しみましょう。お待ちしています。   

在宅で暮らす高齢者・障害者の日常生活を応援します

事務局長 村山メイ子

介護保険制度だけでは支えきれない多岐にわたる問題に、地域住民がどのように係わっていくか、今後の大きなテーマになっています。そこで当団体では高齢者・障害者の皆さんが住み慣れた地域で自立し、安心して在宅で暮らすことが出来ることを目的に、介護保険に組み込まれていない枠外サービスを試みていこうと思っています。技術的にも専門的にもすべてのことを担うのは当然不可能で、地域のさまざまな活力を生かすため「できる人ができることをやって共に支えあう」そんな助け合いの地域になればと願っています。
ご自分の経験や技術を活かしてみたい方も、この制度を利用してみたい方も、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
支援内容
話し相手.相談相手 外出介助.通院介助 買い物代行.配達 簡単な家事サポート
簡単な日曜大工.力仕事 散歩 襖・障子・網戸の張替え 照明器具などの取替え
事務仕事 ハウスクリーニング 植木の剪定、庭仕事 行政手続
電化製品などの簡単な修理 針仕事 アイロンかけ その他の軽作業 ビデオの録画
代筆.代読 散髪、マッサージ 掃除、洗濯 家具の配置換えなど
ペンキ塗り その他、軽易な日常生活に必要な作業や援助
 
事前に具体的内容をご連絡いただき、ご相談させていただきます。
また依頼の内容によりお断りする場合があります。

費  用  1. 年会費   一世帯につき1000円
       2. 交通費   当事務所を拠点にして実費負担
       3. 出張費   300円
       4. 料  金   30分毎に300円
上記の支援内容で、ご自分の経験と能力を活かして、高齢者、障害者のご家庭のお手伝いのできる人を募集しています。またここに列挙した以外にも例えば「地域のお役に立ちたいけれどなにができるかしら」とか「自分のこんな特技を地域で活かしてみたい」などさまざまなアイデアやご意見などをお気軽にお寄せください。      

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