ぱらボラ47号 2002年 秋号   



音声パソコンの出張指導を受けているSさん

ホームページに挑戦した人もいます

事務局長  村山 メイ子
みなさんは普通のパソコンが視覚障害者のために音声でしゃべるのを知っていますか?
当団体では今春より画面の文字を読み上げてくれる音声ソフトを使ってマンツーマンでパソコン指導をしており、このことが多くの人から人へ「情報」として広がっていくことを願っています。指導場所はパソコン教室以外に自宅への出張も多く、また団体への講師派遣も行っています。私たちは情報の大半を視覚から得ます。視覚障害者の人も音声パソコンの普及で点字や録音ではなく、知りたい情報がインターネットで簡単に得られるようになりました。誰の手も借りずに自由に情報が得られることは、自己選択と自己決定につながり社会進出へのきっかけ作りになっています。すでに生徒さんの中には自分の治療院のホームページを作成した人もおられ、まさにパソコンの活用はハンディキャップを乗り越えて自立生活するための希望につながっています。例えば「メールのやりとり」「年賀状作成」「家計簿管理」などこれまでは無理だとあきらめていた事も可能になり、受講生から「指に目ができた」と喜ばれています。スタートして8ヶ月が経過。パソコン講師は高価な音声ソフトでなく、可能な限り安価な一般の市販ソフトを使っていこう、またあらゆるトラブルに対処していこうと日々研鑽を重ねています。
受講者状況  3/1〜10/31   (延べ人数)
人   数 176
出   張 92
教   室 84
講師派遣  12
主な出張先は伊丹、芦屋、神戸市全域(特に垂水区、西区に集中)
音声パソコンのページ
             文中の生徒さんのホームページへリンク(是非ご覧ください)

神戸で「助け合いの精神」を学びたい

NPO法人市民活動センター  橋本 恵美子

私は1997年2月当団体に約2年間週末ボランティアとして参加していました。勤めていた会社が東京へ移転し、離職を余儀なくされ、現在は(特)市民活動センター神戸に勤務、今回は仕事上の都合で約3年ぶりに東灘地域助け合いネットワークを訪問しました。このたびは「愛知県の某企業の30代の社員約10名に、ボランティア体験をさせてもらいたい」というお願いに伺いました。彼らに研修を依頼された時、当団体が大震災からの復興の過程で差し伸べてきた仮設住宅にお住まいの人や高齢者への支援活動について学び、そしてその延長上にある現在の活動を実際に体験してもらえば、研修テーマの「助け合いの精神」を肌で感じてもらえるに違いないと思ったのです。見事その企画はあたりました。
(訪問前)期待!? 
我々の神戸に対する印象は、95年の震災の映像での理解に留まっておりました。きっと、今の神戸もいろんなボランティア団体や個人の「助け合いの輪」がいきづいている!街の復興の勢い、人々との触れ合いを通して人間としてあるべき姿を確認できる場所だと、そのような想いが自分を含めてメンバーにはあったと思います。
         豊田合成(株) 山中浩二・桑山直樹
(訪問後)確信!!へ 
神戸の印象は、訪問前と訪問後も何ら変わりませんでした。そして、この神戸を支えておられるのは各NPO、NGO団体の方の理念・行動・継続であることに感銘を受けました。今回「東灘地域助け合いネットワーク」の活動に参加させて頂き、訪問先の高齢者の安否確認と対話活動を行い、助け合いの心の大切さを身を持って体験させて頂きました。また各団体で知り合えた方々の目の輝きや活動に対する熱い想いを感じました。志を持って取り組むことの大切さと日々自分に何ができるかを自問自答することの必要性を学ばせて頂きとても感謝しております。
                (山中浩二・桑山直樹)
9月21日(土) 朝9:00にネットワークに集合
参加者を3つのグループに分けて、あらかじめ予定していた3つの活動(復興市営住宅巡回訪問・点字パソコン用の資料作成・そしてお昼ご飯準備)のどれかを体験してもらいました。自分の体を動かして何かをすると、やったことへの理解と達成感が伴い、後で参加者はみなとてもいい研修だったと大変喜んでいました。その後お昼のカレーを皆でいただきながら、安井さん、村山さんのお話を伺いました。
                      (橋本恵美子)
私自身はこれまでの活動の歴史を聞きながら、大震災の直後から今日まで地域の声に耳を傾け、復興の過程で変貌していく様々なニーズにうまく対応しながら地域活動を続けてこられた様子に思いを巡らし、また4〜5年前の自分自身のボランティア体験も重ねながら、わずか2年余りでしたが、私もこのネットワークのボランティアとして活動できたことを改めて誇らしく思えました。
                     (橋本恵美子)
最後にこの神戸が我々に「人として生きるための本質」を考えさせる機会を与えて頂いたことがメンバーの収穫であり、それを教えてくれたのはこの土地「神戸」なんだ!ということが確信できました。
                                                 (山中浩二・桑山直樹)

震災を忘れない  2003年1.17市民による追悼

阪神淡路大震災から8年がやってきますが、徐々に忘れ去られようとしています。しかし忘れてはならないこともたくさんあり、犠牲になった方々を追悼することは今、生かされている私たちが命を大切にする社会を築き上げることでもあると思います。その記憶を語り伝えるため多くの市民の皆様のご参加をお待ちしています。また当日炊き出しの準備を手伝ってくださるボランティアさんを募集しています。
日  時  1月17日(金) 会  場  御影旨水館イベント広場
主  催  特定非営利活動法人 東灘地域助け合いネットワーク
共  催  御影旨水館(当日、消防訓練を予定しています)
呼びかけ人  (財)21世紀ひょうご創造協会 「市民による追悼行事を考える会」
参加費  無 料

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